こんにちはyoenです。
今回は業界で使われる色の名称のご紹介です。
金赤、赤金、蛍ピン、色々あります。
なんとなくイメージできますがきちんと覚えて知ってるぜって顔したいですよね?
そんな色のお話を少し始めたいと思います。
それではいきましょう。
グラフィック、印刷業界で使われる色の名称のお話
各名称に対して関連する記事があればリンクを貼っておきますので興味が出てきたら合わせてみてくださいね。
CMYK(プロセスカラー)
通常印刷物を刷る場合はCMYKの4色を掛け合わせて色を表現します。それぞれCシアン、Mマゼンタ、Yイエロー、Kブラックになります。
以下に説明する特別な色以外であればCMYKでほぼ再現できるといって良いでしょう。
ちなみにCMYKのKは「キープレート」の頭文字です。気になった方は検索してみてね。
金赤
業界用語ですが色は赤色です。CMYKで表現する場合はM100+Y100で表現されます。
DICではおおよそ156〜158番くらいまででしょうか。
どちらも金赤と呼ばれてはいますが見た目の色は結構違います。印刷の際は十分気をつけてくださいね。
少し前になりますが特色で有名なDIC、PANTONE、TOYOの解説やイラレでの使い方などを紹介しています。
ピース紺
由来はPeace(ピース)というタバコのパッケージの色からとられた名前になります。
紺色は印刷の際に雰囲気が変わってしまう色の代表です。
紺色の基準色としてピース紺が生まれたと思われます。
CMYKだとCMがそれぞれ100%の色を指しますが私はYを30%くらい足した色が紺ぽくて好きです。
リッチブラック
黒に関する名称になります。
黒は通常K100が黒ですが他にCMYの色を30%程度混ぜることによって深みのある黒を表現することができます。
これをリッチブラックと呼んでいます。
CMYの配合率は印刷会社、デザイナーでそれぞれなのでお好きな配合を見つけてみてください。
CMYKをすべて100%配合した色を4ベタと呼ぶこともあるようですが印刷には使えないので覚える必要はないでしょう。
トンボにだけ使われるレジストレーションと言う言葉がこれにあたります。
ちなみにイラレの設定にもあるので確認してみてください。
赤金と青金
こちらも特色の色になりますが色味としてはゴールド(金)になります。DICで言うと620番あたりの色ですね。
名称自体から受けるイメージの通り赤っぽい金と青っぽい金と受け取ってもらって良いと思います。
DICにはその他色々な金なイメージがあるので実際に見てみると面白いですよ。
その他
特色はその他にたくさんあります。
例えば白はDICやパントンには存在しませんので白のインクを使用します。
あとは蛍光色などもそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
印刷業界で出てくる色の名称をご紹介しました。
これで印刷屋さんに突然、青金と言われても焦らないですみますね。
これからも皆さんの役に立つ情報を発信していきますのでよろしくお願いします。
それでは、よきデザインライフを。
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