イラレのパターンで和柄の算木崩し(さんぎくずし)を作る

算木崩し Adobe illustrator

こんにちは、グラフィックデザイナーのyoenです。

こんかいは、和柄のパターンシリーズ、算木崩し(さんぎくずし)を作っていきたいと思います。

算木とは、室町時代末まで使われていた算術でもちいられていた計算の道具だそうです。goo辞書では

算木をくずしたように、3筋ずつ縦横に石畳 (いしだたみ) 状に並べた縞 (しま) 模様。算木崩し。

goo辞書

と、なっていますね。

それではいきましょう。

スポンサーリンク

イラレのパターンで和柄の算木崩しを作る

グリッドに分割(旧段落設定)

今回もグリッドに分割を使っていきます。

長方形ツールで正四角形を書きましょう。今回のサイズは1辺30mmにしました。

このオブジェクトを「オブジェクト→パス→グリッドに分割」で割っていきます。

列で段数を3、間隔を3mmにしました。

グリッドに分割

オブジェクトを選択した状態で選択ツールダイレクト選択ツールをダブルクリックして移動ウインドウを出しましょう。

水平方向にオブジェクト+間隔で空けた数値=33mmを入力してコピーを押しましょう。

移動

以下のようになりましたか?

最後に移動した方のオブジェクトを選択して回転ツールで90°回転させればベースの完成です。

回転

パターン登録

オブジェクトを選択した状態で「オブジェクト→パターン→作成」を選んで以下の数値で設定します。

【タイルの種類】レンガ(横)、【レンガオフセット】1/2、【幅】66mm、【高さ】33mmその他は特に触らなくて大丈夫です。その状態で完了してください。

パターンオプション
パターン
スポンサーリンク

まとめ

パターン完成

いかがでしたでしょうか。

この紋様は別の言い方として三崩しとも言われるらしく5本で五崩しとも言われるそうです。

それでは、よきデザインライフを。

コメント