デザイナーに必要なスピード感を身につける5つのポイント

デザイナーに必要なスピード感-デザイナーのひとりごと DESIGNER

今回は、スピード感です。2日後にクライアントに提出するのに1週間かけて良いデザインを上げても仕方がりません。なるべく早い段階で全体像をつかんでブレないデザインをしていけば自ずとスピードにつながると思います。

今回言いたいポイントはいかになります。それでは見ていきましょう。

クオリティアップに使える時間が増える
次の仕事に取り掛かれる
落ち着いて仕事の内容を理解できる時間が持てる
早く帰れる

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デザイナーに必要なスピード感

デザイナーに必要なスピード感

色を使わない

まずは、モノクロで作っていきましょう。はるか昔に先輩から言われた言葉です。

出来上がったデザインをモノクロコピーして確認してみろ。モノクロで見て読みづらい所や認識しづらい部分があると結果伝わらないデザインになっている事が多い。

結論としてはカラーできちんと色分け出来ているとしても結局「明度」が同じだと同化してしまって読みづらくなる。と言う事ですね。

なのでまずはモノクロで作って濃淡をきちんと認識するところから始めるのが良いと思います。webの世界はまた違った考え方があると思いますがグラフィックデザイン、とくにチラシ(今はフライヤーかな)などは手に取ってもらってなんぼの世界では埋もれてしまってはいけませんからね。

細部にこだわらない

細部にこだわらない

とっかかりの部分としてですが、まずは

木からデザインしないで森からデザインしていきましょう。

と言う事です。木を一本一本作っていても森全体でダメなときは全ての木を抜き取らないと行けない場合も出てきますのでまずは森をみてどんな森にするか決めていきましょう。

イメージでお話ししましたが要は全体のレイアウトをある程度把握してから細かい作業に入りましょう。全体の方向性が決まればそこから逸脱しない限りそれる事はあまりありません。

フォントは最小限

「色を使わない」の項目でもありましたが、初めから多様なフォントを使っていると見て疲れてしまうデザインが出来上がってしまいます。

ベースとなる書体を決めたら初めはその書体だけで作っていきます。そうするとここはアクセントがほしいと、自然と使わなければ行けない部分が見えてきますのでそれまでは、あくまでもシンプルに。

直感を大切に

デザインらしい項目ですね。私はデザイン案をひねり出してデザインを決め、数案だしてみるのですが結果、一番初めに作ったデザイン案に行き着いてしまうことが多いです。

色んな方がいらっしゃるので一概には言えませんがこの瞬間ひらめいた事をメモする、もしくはデザインに落とし込んでみると言う週間を付けた方が良いと思います。

わたしは、書くよりイラレに向き合ってしまうタイプですが何かに残すのはやっぱり大事です。

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結論シンプルに

色々書いてきましたが結果、シンプルイズベストがスピードにつながります。ここで言うシンプルはデザインの事と言うよりは作業工程のことです。

デザインが出るまでは飽きるほど考えてもらってかまいませんが作業を始めたら上記の事を意識してみると仕上げに入るまでの時間が短縮されますよ。デザインの種類が今はやりのwebサイトのようなデザインであってもパチンコのチラシであっても変わりません。

パチンコのチラシだって結果ひもといていけばシンプルな構成です。キャッチコピー、商品名、店舗情報、後はオープン日や新台の情報しかありませんからね、あれは。

全体の8割が完成していても残り2割が歯抜けではクライアントには見せられませんが、8割でも全ての構成が埋められていて後2割のデザイン処理だけなら何とか見せられますからね。

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まとめ

まとめ

スピードが早いに越したことはありません。早ければ次の仕事に打ち込めたりクオリティアップに時間が避けたりと良いことばかりです。

上記の内容を普段から意識しているだけでおのずとスピードは上がってくると思います。手になじむまで覚えてぜひ、思考に時間を割けるようになってください。8:2の割合で書きましたが、割合で見ればパレートの法則と似ていますね。

それでは、よきデザインライフを。

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