デザインをイラレで始めるときの基本テクニック 6選

デザインをイラレで始める基本テクニック DESIGNER

グラフィックデザイナー

こんにちはyoenです。

以前、デザインをイラレで始める時の注意点を記事にしていたのですが、古くなってポイントもあやふやなので修正、加筆したVer.2を書くことにしました。それでは行きましょう!

イラレで作業を始める前に頭に入れておくと作業にスムーズに入れます。

仕事でも学校の課題でもここは変わらない基本的なテクニックになります。

今回は前提として印刷用のデータを作ることを前提として話を進めます。

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デザインをイラレで始めるときのポイント

まずはイラレで基本的なところを抑えていきましょう。

新規ドキュメント

新規ドキュメントを作るときにはプロファイルをプリントにしましょう。

印刷で必要なサイズやカラーモードを自動でセットしてくれます。間違えてWebを選んでしまうとカラーモードがRGBになったりラスタライズ効果の解像度が荒くなったりしてしまうので注意して下さい。

その他の設定はプロファイルでプリントを選んでいる限り変更する必要はないでしょう。

仕上がりサイズを意識する

サイズに関しては必要に応じて変更してください。

サイズを選ぶという事はアートボードのサイズを決めるという事です。

これは最終仕上がりのサイズを選びましょう。A4のチラシを作るならサイズはA4です。

作業していても最終サイズを意識していないとデザインが小さすぎて大きくしたときに間延びしたデータになったり、逆に小さくして線幅が変わってしまってオブジェクトが潰れてしまったりとミスの元になりかねないので仕上がりサイズを常に意識する事が大切です。

画像は適切なサイズを意識する

素材として使用する画像も解像度が小さすぎたりすると最終段階で解像度が足りなかったり、大きすぎてパソコンの処理が遅くなって効率が落ちたりするのでこちらも適正値をまず知りましょう

解像度は以下の記事で書いていますので読んでみてください。

しかしこれは気にしすぎると先へ進めなくなってしまいますのであまり気にせず初めのうちは自由にやってみてください。

最終段階に近づいてきた時に思い出してくれたらいいかな。

必要な情報は10mm内側へ

誌面のギリギリに大切な要素を配置すると情報が読みにくかったり最悪断裁の時に切れてしまう恐れがあるので以下の画像の水色の部分には文字や切れてはいけない画像などを配置するのは避けましょう。

とくに雑誌広告をデザインする時は余白(マージン)に厳しめなので注意しましょう。

下にも書きますが裁ち落としをしたい場合はこれに限りません。

雑誌のような厚みのあるものや、ホチキスで止めている週間誌(中綴じ)などの場合は掲載される場所によっては情報が見にくくなってしまいます

ですので紙面のギリギリに見せたい要素や重要なものは配置しないでください。ロゴなどは見づらくなってしまいます。これはwebなどとは違い、気をつけたいところですね

ものによっては左右を15mm開けないとダメな雑誌もあったりするので。最後は現場に確認しないといけないでしょう。

ペラのフライヤーでも紙面のギリギリに要素があるとデザイン的にキレイではないので基本は10mmあけた方がいいと思います。

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印刷の知識

印刷知識も少しお話ししておきます。知っていると失敗しないですみます。

ドブ

下の画像をみてください。

アートボード(白い部分)は仕上がりサイズです。

赤線部分はドブという部分で紙を断裁する時の予備部分になります。基本は3mmに設定しておきます。

アートボードとドブ

例えば仕上がりがA4でバック背景に全面写真を配置している場合、A4ちょうどで作成していると紙を断裁した時にずれてしまうと白い余白が端にできてしまいます。

これを防ぐために3mmまで伸ばしていいよと言うルールみたいなものです。

プロセスと特色

プロセス印刷とはCMYKのインクを重ね合わせることで様々な色を表現する印刷のことを言います。

特色はある特定の色を作りそれを印刷します。金赤や金、銀、蛍光色といった色は特色になります。

プロセスで印刷するのであれば、特色は使えませんのでイラレで誤って特色を指定していると印刷ミスにつながりますので気をつけましょう。逆も然りです。

他にもたくさんありますがまずは上記のことを覚えましょう。気になる方は簡単な解説もありますので見てください。

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まとめ

いかがでしょうか。始めるときに気をつけるポイントを抑えておけば後々楽になります。デザイン以外でも覚えなければならない事はたくさんありますが、まずはここからスタートしてください。

以下の記事も参考にしてみてください。

それでは、よきデザインライフを。

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よきデザインライフを!

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