インデザインでパッケージ(収集)するときの注意点

インデザインの収集 Adobe InDesign

こんにちは、グラフィックデザイナーのyoenです。

こんかいは、インデザインのパッケージ機能を使うときの注意点をお話ししたいと思います。

最近は印刷のデータをPDFで入稿する機会が多いと思いますが、編集データをクライアントへ渡すときなどがあると思います。

そんなときに忘れがちなリンクとフォント収集の事をお話ししたいと思います。

全てのリンクデータを収集しなければならない場合、今回のお話しする内容は大変手間のかかる事です。ほぼ解決策になっていない状態ですが、現状はこの程度の事しか出来ませんのでご理解下さい。

それでは行きましょう。

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インデザインでパッケージ(収集)するときの注意点

リンクの収集

パッケージは編集データに関わる全てのデータを収集し一つのフォルダへまとめてくれる大変便利な機能ですが、一つ忘れては行けない事があります。

しかし、ネスティング(入れ子)されたデータは収集してくれません。

リンクにaiデータがある場合、そのaiデータにリンクされたデータは収集されないと言う事です。

インデザインで収集されるデータ

イラレでパーツを作成したとします。

そのデータに画像を配置していた場合、インデザインのパッケージ機能では収集されないと言う事です。

2つの収集方法

インデザインに張り込んだイラレデータのリンクファイルを収集する場合は以下の2つしか方法がありません。

手作業でコピーする

そんなに大量でなければインデザインで収集されたイラレデータと同じ階層のフォルダに手作業でコピーする方法です。

それでは手間ですね。

イラレでパッケージを行う

少し手間ですが一度イラレのデータをイラレのパッケージ機能を使って収集します。

その後で改めてインデザインに再リンクする。

注意点

色々なフォルダからデータを収集する場合はファイル名が同じだと片方が消えてしまうので注意が必要です。

日頃からファイル名の付け方には気をつけておきましょう。

リンクファイルが消える

リンクファイルにこだわりがない場合は簡単です。イラレ上のリンクデータは全て埋め込んでしまいましょう。そうするとリンクの収集の手間は解消されます。

フォントの収集

フォントの収集

基本収集しないでおきましょう。

権利で守られているため無闇にフォントを添付してしまうと規約違反となり最悪の場合・・・

Adobeフォント(欧文)に関してはこの限りではなく収集の対象になっているので大丈夫です。

あと、パッケージするときに他社製フォントは基本収集されないので心配はいりません。

Adobeフォントも収集できるとはいえ先方が無断でコピーし、使用することは許されていません。

ちなみにパッケージで収集されたフォントはそのパッケージされたデータに使用する限りフォントをパソコンにインストールする必要はなく使用できます

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まとめ

ネスティングされた画像リンクの問題は昔から存在しています。

難しい問題なのかAdobeが解決してくれる事は今までありませんでした。

今後もわからないのでインデザインで作業するさいは配置画像やファイル名、フォルダ構造などきちんと考えた上で作業される事をおススメします。

フォントも無闇にパッケージせずきちんと先方とすり合わせをすることをオススメします。

それでは、よきインデザライフを。

Adobe InDesignDTP
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