こんにちはyoenです。
今回は縦組みの文章で半角の英数字がある場合の表現の仕方を解説します。
縦組みは2バイト文字の代表的な文字組みの一つですが現代では半角(1バイト)の文字が入っていることはごくごく普通のことです。
テキストを流すだけでも問題ありませんが縦書きに併せて調整してあげると読み手も読みやすくなります。
イラレでも細かい設定が出来ますのでみていきましょう。
それではいきます。
イラレで縦組みの英数字の扱い方【縦横中】
以下のテキストの英数字を半角の場合と全角の場合での縦書きでの基本的な流れ型です。
半角は英数が横に寝ていますが全角では基本的に縦になっていますね。
ですが英数字に関してはおそらくが半角で入力、または支給されると思います。
初めから縦書きを見越して全角で入力するのも手ですね。
ちなみにMacの場合は環境設定のキーボードの項目の入力ソース内にある全角英数のチェックボックスをチェックしておくとプルダウンから選べるようになるので使用頻度の多い方はチェックしておきましょう。
縦横中
ここからは半角英数に関してみていきます。
英数を縦にしたいときは縦横中を使います。
縦にしたいテキストをテキストツールで選択した状態で、文字パレットの右上の3本線をクリックすると縦横中がありますので選択します。
以下が結果になります。
縦横中の特徴として複数文字を選択した状態で行うと上記のようにまとめて回転してくれることです。覚えておくと便利ですね。
日本語も含め全てを選択した状態で縦横中を実行すると全ての文字が横書きのようになってしまうので注意しましょう。
縦組み中の英文回転
次は全角英数字の場合のように一文字つづを回転する方法です。
この場合は縦組み中の欧文回転を使います。
縦横中の時のように文字を選択して実行していきますが全ての半角英数字を回転させるのであればこちらは日本語文字などもまとめて選択してもきちんと回転してくれます。
以下のような結果となりました。
全角英数の場合と変わりませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
縦書きを極めたい方は必見です。
詰めなども駆使して文字間を調整し綺麗な文章をぜひ作ってみてください。
初めは手間取るかもしれませんがぜひマスターしましょう。
これからも皆さんの役に立つ情報を発信していきますのでよろしくお願いしますね。
それでは、良きデザインライフを。
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