ゴッホ展に行ってきた。ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント【2021.12.12まで】

ゴッホ展 ひとりごと

こんにちはグラフィックデザイナーのyoen(@yoen)です。

今回は久しぶりにゴッホに会いに行ってきました。

私「そう言えはゴッホやってるみたいじゃん」

カミさん「あ、知ってる。いく?」

私「いいね〜」

今回の発端は私です。

それにしても中々にフットワークが軽い家族です。

以前行ってきた北斎の感想文はこちらです。

さて本題。

東京都美術館で開催されている「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」です。

期間は~12月12日(日)までということなので気になる人はぜひ。以下は公式Webサイトです。

ゴッホの絵を見るのは本当にいつぶりでしょうか。

10年以上ぶりだと思います。

私自身は油絵はやったことはありません。

偉人の絵画を穴の開くほど眺めても油絵具の乾燥で割れた割れ目を見てもなんとも思わない人です。

ただ有名になった人は総じて努力家であり世の中に出ない努力が必ず存在します。

今回は油絵以外にも素描も多く展示されるということで「まさしく努力のあかしが見られるぞ」と、ワクワクしながら家族で見に行くことにしました。

それでは今回も感想文の始まりです。

※このサイトで使用している画像は全てフリー素材を利用しています。

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ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント

初めに言っておきましょう。

この展覧会はへレーネさんのコレクション展です。

ゴッホに魅了された一人の女性の生涯をかけて集めたコレクションを展示しています。

な・の・で!展覧会の導入部分にはゴッホ以外の画家の作品も展示されています。

ミレーやルノワール、スーラと言った名だたる作家の作品も見られ色々おいしい展覧会になっていますよ。

と言ってもゴッホ展を見にきた私にとっては予備知識がなかった(きちんと確認しなかった私が悪いのですが・・・)ので初めは「なんじゃ?」となりました。

でも思い返せばルノワールなども久しぶりに生で見られたことはいい思い出になりました。

さて、他作家の展示が終わりいよいよゴッホの登場です。

素描のリアリティ

この展覧会ではかなりの数の素描も展示されてます。

そこで圧倒的な画力を見せつけられました。

偉人たちの下手な時代の作品があったら見て見たいものですね。

努力の上にあの有名な作品たちはあるのだと。分かってはいましたが改めて努力の凄さを目の当たりにできる展示です。

素描のコーナーは全てが黒です。

そのコーナーの額の中には紙の色以外は黒しか描かれていません。

その圧倒的な色彩を楽しめたらいいと思います。

圧倒的画力

こんなことを私が言えることではありませんが「絵、ウマ〜〜」が第一印象です。

一番画力を感じたのは静物画の油絵でした。

見るもの見るもの心の中で「すげー、うめー、うぉっ」と叫んでいました。

「夜のプロヴァンスの田舎道」のような描き方から点描画・リアルな静物画までありとあらゆる描き方ができるゴッホの姿を見せつけられる展示会になっていますよ。

ド定番の油絵

ここら辺は言うことはないでしょう。

実際の作品を見て圧倒的なリアリティを楽しめます。

夜のプロヴァンスの田舎道、黄色い家(通り)、レストランの内部などなど素敵な作品を目に焼き付けましょう。

個人的にはゴッホの「サント=マリー=ド=ラ=メールの海景」とオディロン・ルドンの「キュクロプス」がお気に入りです。

私の子供は「油絵のゴツゴツ感や絵の具が乾燥してひび割れた感じが好きだと」と言って顔を目一杯作品に近づけて言っていました。

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まとめ

最近はパソコン上で綺麗な絵が検索すれば見られてしまいますが生で見る目を養うことは重要なことだと私は思っています。

理由を聞かれてもハッキリ言って答えられません。

でも本物を生で見ると、なんか違いませんか?

アートや美術作品は心に語りかけてくるものだと思います。

自分が好きなものや気に入ったものを購入しますよね。

好きなものを見たり買ったりしたときに感じるその感覚を私はゴッホを見た時に感じました。

好きなものを見た時に感じる「あの感じ」を思い出させてくれた今回のゴッホ展、とても楽しい1日になりました。

どうもありがとうございました。

それでは、よきデザインライフを。

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