イラレで入稿データ作成。7つのポイント【PDF/X-1a編】

入稿データ7ポイント-デザイナーとひとりごと DTP
スポンサーリンク

印刷データを作ってと言われると昔はeps、そのうちaiのままでも良いよと言われ、現在はPDF/X-1aで、みたいな感じで入稿データは進化を続けています。

フォントも昔はアウトライン必須でしたが、今は一定の条件でpdfを書き出したら、印刷所次第では印刷できてしまいます。

今回は7つのポイントを抑えながらpdfで入稿データを作ってみましょう。サンプルのチラシの仕上がりイメージはこんな感じです。

仕上がり
架空のチラシです
スポンサーリンク

イラレで入稿データ作成の7つのポイント【PDF/X-1a】

始める前に、印刷入稿データは編集出来るデータではなくなるので作成するさいは元データのコピーを必ず取りましょう

アートボードは仕上がりサイズ

昔はアートボード上にトンボを作成していましたが、今ではアートボードにドブの設定も出来るようになり、アートボードは仕上がりサイズで作成するのが定着しました。デジタルトンボです。

今はアートボードを仕上がりサイズで作成するのが基本です。pdfを書き出す時も大変便利ですからね。

アートボード
内側の黒い線です

ドブの設定

印刷データはトンボをつけて書き出す時余白部分(Bleed)を作ります。

それがドブと言われる部分です。印刷物をトンボで断裁してずれてしまった時に白が出てしまうのを防ぐために3mmの部分にも情報を入れておきます。

イラレで新規を選ぶ時、プリセットをプリントにすると自然と設定されるのであまり意識することはありません。

3mm

カラーモードはCMYK

これもプリセットをプリントで選んでおけば大丈夫ですが、webグラフィックをしている人が慣れているwebを選んでしまうと最後にかなり面倒です。

webからCMYKに変更すると色が変わってしまうからです。webはRGBで表現されているので、CMYKよりも色の領域が多いので鮮やかな色はCMYKになるとくすんでしまいます。

ですので初めからカラーモードはしっかりCMYKを選んでください

カラーモード
印刷する時は必ずCMYK

フォント

アウトラインをとりましょう。厳密に言うと、とらなくても大丈夫な印刷所もあるので確認を取るといいでしょう。

でもフォントのアウトラインをとって間違いはないのでアウトラインを取るのが正解です。

アウトライン

画像配置

今はその仕事のためだけに写真を撮るなどはあまり見られなくなりました。

さらに撮影はスマホで済まされたり。要はプロではない人のデータが溢れかえっている状態で適正解像度やカラーコントロールを望むのがそもそも難しくなっています。

あと、パワポなどのOffice系のソフトに張り込んだものを使ってくれとか。クライアントへ確認して解決する時もありますが、必要なデータが手に入らないまま印刷しなければいけない状況もありますのでここは「なるべく」とします。

ちなみに、実寸の張り込みでカラー画像は350dpiグレースケールは600dpiモノクロ2値は1200dpi程度必要となっています。

大きすぎる画像は適正サイズに近づけると作業データ自体が軽くなって作業効率も上がります。

余計なオブジェクトは削除

アートボードの外にあるオブフェクトは印刷データを作るときは削除しましょう。データが重たくなったりエラーの原因にもなります。

細かいことですが、テキスト情報が入った孤立点普通の孤立点もダメです。あと線と塗りに情報のないオブジェクトなどなど、全てエラーの原因になりますので不要なものは全て取り除いておきましょう

よけいな物
アートボード外にあるオブジェクトや画像、孤立点などです

PDFを書き出す

さて、ここまできたらいよいよPDFを書き出します。上記の状態までデータを作成できたら、
ファイル→別名保存」を選び、保存場所と名前を決めまてファイル形式を「Adobe PDF」を選び保存を押します。

AdobePDFを保存」ダイアログでAdobe PDF プリセットを「PDF/X-1a2001(日本)」にします。

書き出し01
X-1a2001を選ぶ

このままだとトンボがつかないのでトンボの設定を追加して書き出します。トンボと裁ち落としのチェック項目は以下の通りです。

書き出し02
トンボの設定をする

最後にPDFがきちんとX-1aになっているかを確認して終わりです。Acrobatで書き出したPDFを開き⌘+Dで文章のプロファイルを表示してカスタムで以下のような表記が表示されていれば大丈夫です。

最後に確認
最後に確認
スポンサーリンク

まとめ

やることは結構シンプルですよね。いらないデータを削除して、フォントのアウトラインをとるだけです。そんなに難しくはありません。

昔からデータを作っている人はデジタルトンボに抵抗があると思いますが、慣れてしまうとこちらの方が楽だし確実です。

下記はデザインをイラレで始める時の注意点を書いた記事です。合わせて参考にしてみてください。

では、よきデザインライフを。

入稿データ作成記事まとめ

デザインやAdobeに興味がある方は、デジタルハリウッドのAdobeマスター講座がオススメです。
年間で30,000円近くのコストカットにつながり、フリーランスの方なら商用利用もOKです。AdobeCCはサブスクですので毎月、毎年のコストを少しでも下げて、よきデザインライフをお過ごし下さい。

コストを下げる方法も記事にしていますので一度読んでみてください。

コメント