グラフィックデザイナー DTPオペレーター
こんにちは、今回はイラレのレイヤーを使って整理しましょうというお話です。正直、意識しすぎないほうがいいのですが分かってると分かってないでは大きな違いです。
実例がないと分かりづらいので以前他の記事で作ったチラシを使ってどうレイヤー管理しているか見ていきたいと思います。

イラレのレイヤーの使い方。【オブジェクトの管理方法】
オブジェクトを階層で管理できます。
オブジェクトがどれだけ重なっていてもレイヤーの表示、非表示でコントロールしたりロックして触れないように出来るので作業効率を上げることが出来ます。
レイヤーは作った後に上下を入れ替えたり選択時のパスの色を変えられるのでレイヤーごとの色を分けて見やすくすることが出来ます。
主な機能は以下になります。とりあえずこれだけ覚えておけば大丈夫です。

管理の仕方

意識しすぎない
あまり深く考えない方がレイヤー管理は楽です。基本はパーツごとに管理するのがいいでしょう。
絵を書くイラストレーターさんなどはイラストの上下関係は大切でしょうが、デザイナーの仕事でチラシを作る場合、以下のような構成でかまわないと思います。
これ以上レイヤーを増やすと自分で作ったルールを自ら気づかないうちに破ってしまっていることなんてよくある事です。
このサンプルチラシのように簡単なデザインでは1レイヤーで最後まで行ってしまうことなんてざらですからね。


グループで作業する場合
このばあいは多少意識しましょう。(笑)
グループでレイヤーの意思疎通をしっかり取っておくことが大切ですね。ですが、ここでもレイヤーだらけになって管理が目的に変わってしまわないようにしましょう。
人ですから忘れてしまったり間違えても良いくらいのレイヤー数にしておくのが良いです。
注意点
1点注意が必要です。レイヤー内の任意のレイヤーだけをロックしているにもかかわらず選択できてしまう事があるそうです。ロックなどの機能は親レイヤーにかけるようにしたいです。
まとめ
あくまでも自分自身で気にかけられる範囲で良いと思います。
背景に前面画像とか引いていたらそれだけで1レイヤー使ってずっとロックしておくとか。その程度の使い方でも大丈夫です。
皆さんなりの管理の仕方が見つかったら良いと思います。
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それでは、よきデザインライフを。
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